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2017

Kriega OS Adventure Luggage System CRF1000L

関東は台風の影響もあって今日も雨です。7~8月の極端な長雨に続き、9月以降も週末が雨に見舞われることがほとんどで、秋をほとんど楽しまないまま冬に突入してしまいそうです。そんな週末ではありますが、本日はKriega OS Adventure Luggage Systemをご紹介します。KriegaのOSシリーズは昨年秋のケルンショーで軍用車輌を思わせるようなアドベンチャー感満載のデモ車輌が登場して当ブログでも記事として取り上げていましたが、以降しばらく経ってもKriegaのHPには詳細情報の掲載がなく、シリーズの全容がよくわかっていませんでした。

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先日の記事を書いた際に久しぶりにKriegaのHPを見たところ、CRF1000Lをモデルとした画像やOSシリーズの概要についての詳細な情報が掲載されています。ミラノショーではSW-MOTECH製のEVOハードケース用のパニアステーが使用されているようだったのですが、個人的に一番気になっていたのがこの点です。果たしてOS-32 ソフトパニアを固定する方法はSW-MOTECHのパニアステーのみなのでしょうか。

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OSシリーズにはOS-プラットフォームというパニアステーに装着するプレート型のアタッチメントが発売されており、そのアタッチメントはSW-MOTECH EVO用とGIVI用(KTM用のOEM含む)の2種類が発売されているというのが答えでした。対応パイプ径が18mm(もしくは3/4インチ)までとなっており、CRF1000LなどでメジャーなーGIVIのCAMシリーズでも装着できるようです。

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価格を確認してみましょう。本国サイトを参照するとOS-32 ソフトパニア左右で£239x2=£478、トップケース代わりのOS-18 アドベンチャーパックが£95、OS-プラットフォーム左右が£49x2=£98、合計£671です。現在のレートが1£=約¥150であること考えると、換算後は約¥100,000!この金額は送料を含んでいませんから、これは予想以上に高いですね。しかも、この金額にリヤキャリアとパニアステーの金額は入っていないので注意が必要です。では実際に海外通販を利用した場合の金額を、私がよく利用するショップの一つであるドイツFC-MOTOを例に見てみましょう。

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日本からの購入の場合、付加価値税(日本の消費税に相当)の免税が適用されるのと、配送が速さと信頼度の高いDHLで(さらに送料が安いです)送ってくれるのでお気に入りのショップです。さらに最近になってHPが日本語対応になりました。一部日本語が怪しい部分がありますが、一般の方にとってはかなりハードルが下がったと思います。それでは価格はどうでしょうか?同じ構成の商品をカートに入れてチェックアウトの画面に進むと、免税適用後の価格は送料込みで約¥95,000となりました。

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イタリアからGIVI製品を購入する際のような「おお!安い!」とまでの金額にはなりませんでした。これはKriegaがイギリス製ということもあるからでしょう。現在では日本の正規代理店からOSシリーズが販売されていないため、国内販売価格と海外通販の差額がどれくらいあるかわかりませんが、海外での販売金額を考えると他社のハードタイプのパニアケースと変わらない金額で販売される可能性が高そうです。選択肢としてはよほどの思い入れがないと難しいかもしれませんね。安かったら購入してみようかと思っていただけに残念です。



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Tag:CRF1000LAfricaTwinアフリカツインKriega

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