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ローダウンと標準車高の走行フィーリングの違い R1200GS ADVENTURE

9月以降、関東地方は週末のたびに天気が崩れライダー泣かせの日々でしたが、先週の日曜日は久しぶりの晴れの予報となりました。そこで、今夏から3回連続で濃霧に見舞われ撤退を繰り返していた伊豆スカイラインに慣らしを兼ねたリベンジツーリングに行って来ました。結果は、やっと!ようやく!ついに!一日を通して気持ちの良い好天に恵まれました。今回は関越→圏央道→小田原厚木→箱根新道→伊豆スカイラインというルートでしたが、...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その13(プレミアムライン納車編③)

(納車編②からの続きです)皆さんは盗難保険には加入されていますか?私は2月のローダウンモデルの納車時にディーラーが取り扱っていたZuttoRide Clubの盗難保険に加入していました。2年契約/ロードサービスなしというプランでしたが、今回のように購入したばかりの新車を半年で乗り換えた場合、契約がどうなるのか気になっていました。ZuttoRide Clubのコールセンターに確認したところ、解約して規約に基づく払戻金(契約残のうち...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その12(プレミアムライン納車編②)

(納車編①からの続きです)ローダウンモデルを購入した2月時点では、アナログ針ならではの視認性や水冷GSらしさを感じるデザインへの思い入れから、従来のアナログメーターにこだわって車輌を探していました。当時は待ちさえすればアナログとTFTの両方が選べるタイミングでしたが、¥85,000を追加で払ってまで手に入れるほどの魅力を見出せなかったというのもあります。現在はTFTメーターしか選択できない状況ですが、いざ触ってみ...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その11(プレミアムライン納車編①)

週初めの天気予報では週末の関東地方は「曇りのち雨」の予報でしたが、納車日の土曜日はなんとか持ち直しました。どんよりした雲と秋らしい肌寒さではあるものの、なんとか雨の心配はなさそうです。電車に乗って開店時間に合わせてディーラーに向かうと、今日納車されるADVENTUREがすでに店舗の前に並んでいました。ぐるっと見てみましたが、高さのある縦に長い独特のシルエット、フロントフェンダーとクチバシ部分のクリアランス...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その10(プレミアムスタンダード→プレミアムライン乗り換え編②)

前回の記事の通り、9月半ばに急にムクムクと湧いて来たのが、ローダウンのプレミアムスタンダード2018年モデルから、まだ入手可能な標準車高のプレミアムライン2018年モデルへ買い替えたいという抑えられない衝動です。そうなるともう止められません。呆れられるのを承知の上で購入したディーラーの担当者の方に相談しました。そこでの対応はさすがプロフェッショナルです。買い替えの理由への突っ込みなどは一切行わず、私の希望...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その9(プレミアムスタンダード→プレミアムライン乗り換え編①)

これまで8回にわたって、今年2~3月のR1200GS ADVENTUREへの乗り換えにあたっての当時の思いや悩みを書いてきました。これまでの記事はローダウンモデルに対するネガティブなインプレッションが多くなってしましましたが、もちろん素晴らしい点もたくさんあります。今年3月中旬の納車以降、6ヶ月/7,500kmをともにしてきた間のことを振り返ると、R1200GS ADVENTUREは憧れとして語るに相応しい到達点とも言えるバイクであり、私のバイ...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その8(ローダウンor標準車高どちらを選ぶべきか編③)

D-ESA(電子制御アクティブサス)絡みで足つきに影響を与える挙動について前回の記事でお伝えしましたが、他にも意外と知られていない問題があります。それは2017年後期モデル以降のD-ESAの仕様変更によるものです。2017年の前期モデルまでは1名乗車、1名乗車+荷物、2名乗車(2名乗車+荷物)に対応する荷重設定モードをマニュアルで変更することで、プリロード調整による車高調整を行うことができたのですが、2017年後期モデル(TF...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その7(ローダウンor標準車高どちらを選ぶべきか編②)

ローダウンモデルであるプレミアムスタンダードを選んだことを失敗と感じる理由の2つ目。それはD-ESA(電子制御アクティブサス)の挙動を充分に確認していなかったことです。基本モデルに数回の試乗経験があり、D-ESAの基本的な挙動(電源オフ時は車高が上がり、オンにすると荷重状態に応じて車高が下がる、乗車人数や荷物の積載状況によってプリロードを任意に変更することで車高を変更することができるなど)はおおよそ理解して...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その6(ローダウンor標準車高どちらを選ぶべきか編①)

CRF1000Lの下取りと値引きの金額が予想以上に高かったため、R1200GS ADVENTUREの購入に向かってかなり前のめりになった私ですが、いざ購入が現実的になると、どのカラー/グレードを購入するかよく考えていないことに気付きました。とは言ってもカラーはそう悩むことなく決まりました。過去のモデルで用意されていたアルピンホワイトやライトホワイトなどの単色のホワイトがあればブラックと大いに悩んだと思いますが、現行のホワイ...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その5(CRF1000L DCTモデル下取り編)

前回の記事の通り、新車の購入へと一気に流れが傾いた訳ですが、R1200GS ADVENTUREはCRF1000Lをはじめとする国産のライバル車より100万以上高い価格のため、値引きと下取りでどれだけ販売店が頑張ってくれるかで買いやすさが大きく変わります。まず、車輌本体の値引きですが、個人的には予想よりも高かったという感想です。ネットでの口コミでは「車輌本体からの値引きはほとんど期待しない方がいい」とか「よくて純正アクセサリー...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その4(R1200GSラリー検討&迷走編)

前回の記事からまたすっかり間が空いてしまいました(汗)シリーズ物の記事を途中で中断してしまうのは私の悪い癖で本当に申し訳ありません...。ということで、私がR1200GS ADVENTUREを購入するに至った理由の続きを書いていこうと思います。前回の記事ではR1200GSとR1200GSラリーの純正パニアケース付/走行距離ゼロの登録済み車輌が首都圏の某ディーラーで割安な価格で販売されていたこと、基本モデルの方で乗り出しまでの見積も...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その3(R1200GS 基本モデル検討編)

(初出時グレード名を間違って掲載していたため修正しました)R1200GS Triple Blackが予想以上の高額になることがわかったため、新車にも目を向けてみると極低走行の「新古車」がGooBikeに出品されているのが目に止まりました。「走行500km」などと表示されているものの、実際はディーラーの事情により登録だけを行なった未走行の新車です。その中で私が注目したのが、首都圏のある有力ディーラーから出品されているR1200GS(販売...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その2 (R1200GS Triple Black 断念編)

前回の記事の通り、CRF1000Lと発売時期が重なったことがR1200GSの購入を断念する理由の一つとなった訳ですが、心の中ではGSへの憧れをずっと抱き続けていました。そういった強い思い入れがあったため、まず最初にR1200GSから具体的な検討を始めました。R1200GS Triple Blackは現行車には設定されていないため、探すとなると当然中古車となるのですが、ここで3つの問題が浮上します。①タマ数の少なさと異様なほどの高値これまでもGo...
R1200GS ADVENTUREまでの道 その1(R1200GS Triple Black 熱愛編)
はじめから乗り換えを考えていた訳ではありません。2月に駐輪場の隣の大型バイク用スペースが空いたのが最初のきっかけでした。CRF1000Lを購入した際も駐輪場さえ空いていればVFR800 RC46-2との2台を所有するつもりだったこともあり、急にスイッチが入り「増車」を前提として具体的な検討をするようになりました。その後、さまざまなバイクを候補として考える中で3つの方向性が見えてきました。①250ccオフロード・・・CRF250L、WR2...
R1200GS ADVENTURE SPECIAL MODEL TRIPLE BLACK 納車

CRF1000Lに乗り始めて早2年。優れたデザインとパッケージング、高い走行性能に加え、約20,000kmの間大きなトラブルに見舞われることのなかった信頼性は新設計のモデルとは思えないほどの完成度でした。発売前の2015年10月に試乗もしないまま仮予約、2016年2月に車台番号20番台の車輌を愛車として迎えて以来、長距離走行やオフ走行などアドべンチャーバイクならではの楽しさを教えてくれたCRF1000Lですが、このたび縁があって新しい...