02
2017

CRF1000L ユピテル ドライブレコーダー DRY-mini2WGX 失敗レビュー 後編

ユピテルDRY-mini2WGXは「ウィンドウスクリーンの内側に固定できる小型サイズであること」「フルHDで長時間の録画が可能であること」「カウル内のUSB電源で給電ができること」「安価であること」(今年4月当時の購入金額は約¥13,000)という私が必要とする4つの要素を達成している上、500万画素のCMOSセンサーやGPSなどの新機能・多機能も特長です。入手して最初に手にした感想は「想像以上に小さく軽い」というものです。レンズの突起部を除けば大きさはデジカメのバッテリーほどのサイズしかなく、重さはわずか43g、中身が本当に入っているのか不安になるほどの軽さです。

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本体以外にはGPSの受信部を兼ねたマウントベース、ミニUSB-シガーライターソケットの給電用アダプターが付属しています。同梱されている給電用アダプタを使用するとカウル内の12Vアクセサリーソケットが埋まってしまい、ナビ用のUSB電源が取れなくなるため(現在はアクセサリーソケットにUSB2ポートのチャージャーを装着してナビに給電しています)、別途ミニUSB-USBケーブルを用意してUSBポートから給電する予定です。

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本体にマウントベースを装着してみます。ボールジョイントの部分の下に凸型のフックがあり、本体側の凹部に差し込むことで脱着が可能になっています。脱着の際の手応えは、緩くもなく固くもないという程度ですので、振動で外れる可能性も考慮して置いた方が良さそうです。続いて装着位置の決定のためにウィンドウスクリーンの内側に仮装着を試みた際に二つの問題が発生することがわかりました。

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一つ目はマウントベースの取り付けの問題です。マウントベースのボールジョイント部は釣り針のようなJ字型になっているため可動域が非常に狭くなっています。もともと車のルームミラー基部のフロントウィンドウに取り付ける(ガラスの角度が浅く寝ている部分)ことを想定しているため、本来の用途ならそれで良いのですが、CRF1000Lの角度が立ったスクリーンに取り付けようとすると、バイクの正面にレンズ(撮影範囲)を向けることができないというドラレコとしては致命的な問題です。

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二つ目が映像の歪みの問題です。CRF1000Lは肉眼でスクリーン越しに景色を見ると透明度の低下や視界の歪みを感じます。これはスクリーンが厚みのある樹脂で出来ていることや、湾曲したデザインが大きな原因です。この点は高い透明度と歪みのない視界を持つ車のフロントガラスとは大きく異なるところです。もしマウントを加工して適切な向きに調整できたとしても、取り付けた際のレンズとスクリーン間の距離が近過ぎる(1cm)ことで映像に歪みが発生する可能性が高いことも判明しました。

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さらに三つ目の問題が発生します。再起動を何度繰り返してもDRY-mini2WGXの起動画面から次の画面に進むことができません。AUKEY製USBチャージャーを外して、付属のミニUSB-シガーライターソケットアダプターに交換しても同様です。ユピテルドラレコの口コミを調べてみると、これはアクセサリーソケットの電圧不足による症状のようです。(CEF1000Lのアクセサリーソケットは充分な給電能力があると思っていましたが、ユピテル製のドラレコの仕様は一般的な*スマホ/ナビ以上の電力が必要なようです)この供給電力の問題は車でも発生しており、その場合はバッテリーかヒューズボックスから直接電源を取り出す必要があります。ちょうどこの時期にフォグランプの取り付けが終わったばかりの私にとって、電源確保の配線のためにもう一回エンジンガードとカウルをバラす気力は残っていませんでした。かくして私のドラレコ選びは振り出しに戻るのでした。

*後日iPad用などの高出力USB充電器のUSBポートにDRY-mini2WGXを接続するなどの検証も行いましたが、起動画面から進むことはできませんでした。やはりユピテルドラレコにはバッテリー直結に近い高い電圧が必要なようです。

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Tag:CRF1000L Africa Twin アフリカツイン ユピテル ドラレコ ドライブレコーダー

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