CRF1000L Transcend ドライブレコーダー DrivePro 50 購入

2017

CRF1000L Transcend ドライブレコーダー DrivePro 50 購入

CATEGORYドライブレコーダー

前回の教訓を元に改めて機種の選定を行なった結果、Transcend DrivePro 50という製品にたどり着きました。DrivePro 50を選んだ理由は「アクセサリーソケットからのUSBポート経由の給電で動作ができること」（USB給電での動作可能は口コミ情報から確認）「取り付けの際の自由度を高めるために汎用のマウントステーが利用しやすい本体形状であること」です。

前回のユピテルDRY-mini2WGXはGPSアンテナを内蔵した取り付け用マウントの特殊性だけでなく、丸みを帯びた極小のボディ形状や背面液晶の存在など、汎用の貼り付け型マウントが使用しにくいデザインだったため、手を加えられる余地がほとんどないことが失敗の要因でした。その点、DrivePro 50は背面がフラットなデザインですので万が一の場合も取り付け方法の自由度が高そうです。

DrivePro 50は暗所で効果を発揮する低光感知CMOS＋f/1.8の明るいレンズ、130°の広視野角というスペックや128GBまでの大容量microSDへの対応という点だけでなく、生成されるビデオファイルがH.264 MOVという点もMacユーザーである私には特に嬉しい仕様です。（DRY-mini2WGXはWindows用の専用アプリケーションでしか記録されたビデオファイルの視聴できません）さらに「繰り返し録画」に強い16GBの高耐久型microSDHCカードが付属して¥10,000を切るコストパフォーマンスの高さも魅力です。

16GBのmicroSDHCカード以外の付属品はminiUSB-シガーソケットアダプター、標準マウントのシンプルな構成です。DrivePro 50のマウントは上部にT字型の溝があり、そこに差し込みスライドして固定するタイプです。完全な互換性がある訳ではありませんが、先人の皆さんの報告ではビートソニックなどから発売されている汎用マウントがわずかな加工で使用できるようです。

暗所で効果を発揮する低光感知CMOS＋f/1.8の明るいレンズを搭載しているだけあって存在感のあるレンズ部分です。カメラの300万（DRY-mini2WGXは500万）という画素数も1920x1080のHDでの記録を前提とすると必要充分なスペックです。GPSを搭載していない点については個人的にはそこまで大きなマイナスとは考えていません。

DRY-mini2WGXにあった背面液晶はありませんが、スマートフォンとの連携に強くアプリで各種設定やビューアーとしての機能を利用することができます。今回あえて背面液晶がないタイプを選んだ理由は、後述の純正マウントを使用しての取り付けがうまくいかなかった場合に背面部分を貼り付け型マウントの接着面として利用するためです。

本体の大きさは正面から見るとDRY-mini2WGXより一回り大きいですが容積、重量ではほぼ同じです。DrivePro 50の優れている点は本体の中にバッテリーが内蔵されていることです。具体的な容量は明らかにされていませんが、事故発生時にUSBからの給電が止まっても録画を持続することが可能です。バッテリーを内蔵したドライブレコーダーは意外に少ないのでこの点はとても気に入っています。

今回、本体と一緒に購入したのが、Transcend純正マウントTS-DPA1です。（たったこれだけのプラスチックパーツが¥2,000オーバーで売られているという衝撃！）標準で付属しているマウントはアーム部分が短く、CRF1000Lのウィンドウスクリーン内側に貼り付けるとDRY-mini2WGXと同様に適切な向きに取り付けることができず、スクリーンとレンズの距離が近過ぎる問題が発生します。それを解決するためにアーム長が長いこの製品を購入しました。

取り付け前にUSBからの給電による作動状況を確認した所、CRF1000Lのアクセサリーソケットに取り付けたUSB2ポートチャージャー、iPhone/iPad用の充電器、携帯用モバイルバッテリー、すべての環境で問題なく動作することを確認しました。次はいよいよ取り付けです。果たして今回はうまくいくのでしょうか。