Adventure Sportsのデザインやカラーリングについて皆さんはどう思われますか?NXR750を思わせる配色のトリコロールのカラーリングに思い入れがあまりないせいか、私個人の印象は微妙...というのが正直な感想です。(逆にXRV650やXRV750のオーナーだった方には受け入れやすいデザインなのかとも思いました)自分的にはこのカラーリングはショーモデルだったからこそ「あり」だったのですが、ショーモデルと実際のプロダクションモデルがあまりにも似過ぎていて、もう少し大人というか洗練されたイメージで発売して欲しかったというのが第一印象です。
スクリーン周りに追加されたボルト4本
このボルトはスタンダードモデルにはありません。何か特別な機能があるのでしょうか?と思ったらオプションでプラスチック製のディフューザーを装着できるようです。ただ、見る限りでは効果を疑問視してしまうようなパーツなので、もしかして単なるNXR750へのオマージュ的なデザイン上のアクセント?かと思ってもみたり。(もしそうなら私的にはいらないデザインです)
タンク側面のウイングマーク周辺の金属プレート
転倒時の補強用として配置されているのかしれませんが、とってつけた感が気になるのは私だけでしょうか?せっかく専用のカウルをまとうなら、もっと転倒時のボディ保護に特化したデザインにして欲しかったと思います。このデザインでは転倒したら真っ先にウィングマークが傷付き、いつものようにポロっと取れてしまうでしょう...。
テールカウルの「ADVENTURE SPORTS」のロゴのフォントやレイアウト
書体といい、すべて大文字になっていることといい、場所といい、全体と調和が取れていないように見えるのは私だけでしょうか?特に車体にグレード名の記載がなくても良かったのではないかと思います。
新デザインの金属製リヤキャリア
大きさ的にも機能的(ネット用のフックがなくなっている点など)にも中途半端に見えます。これまでのリヤキャリア廻りの資産も流用できなくなっていますし、変更する意味はあったのでしょうか?(海外では2016-17モデルの樹脂製グラブバー破断の問題などが寄せられていたようですが、国内ではほとんど問題になっていないようです。単にR1200GSとR1200GS Adventureではリヤキャリアのデザインが違うのでこっちも変えましたとかじゃないですよね?)
ホワイトのフレーム色
この点も過去モデルのオマージュが優先されたのではないかと想像してしまいます。転倒時の耐久性、経年による色調の変化、油脂や清掃時の薬剤などの影響など、一般的なフレーム色と比べて実用上のマイナス点はないのでしょうか?見た目は新鮮ですが不安が残ります。
外観上で気になる点はこんな所ですが、これだけでも私がAdventure Sportsを積極的に選ばない理由になってしまっています。このあたりを他の皆さんは気にするのか、気にしないのか、第一世代のAdventure Sportsがマーケットでどう受け止められるのかとても興味深いです。


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