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2018

CRF1000L 2016年モデルオーナーは新型2018年モデルを購入すべきか 装備編②

先日の装備編①に続き、2018年モデルの機能面における変更点について感想を述べていきたいと思います。(現時点ではまだ実車を確認していませんので、その上でのコメントである点をご了承ください)

スロットルバイワイヤの採用
3段階のパワーレベル、3段階のエンジンブレーキ、7段階のトラクションコントロール、さらにメーカープリセットの3つのライディングモードに加えてユーザープリセットも1つ用意されています。これらを組み合わせることによって非常に多彩なアレンジを楽しめるようになったのはいいですね。2016年モデルではトラコンの設定状況はエンジンオフでリセットされ、再始動の際にトラコンオン(最強)に戻ってしまうんですよね。ユーザープリセットモードはアレンジした設定状況がエンジンオフでも保持されるはずですのでこれは羨ましいですね。

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ステップの大型化
2016年モデルのステップ(上の写真は2016年モデルのステップとピボットペグMk3の比較です)はオフブーツを常用する私には小さく短か過ぎました。意識しないと踏み外しそうになってしまうほどの小ぶりなサイズ、スタンディング時に足裏の一部に荷重が集中する幅の狭さなど不満が大きかった部分です。大型化、ワイド化は嬉しいニュースなのですが、HPの写真を見る限りでは2016年型とあまり変わらないサイズに見えます。実際にはどれくらい大きくなっているのでしょうか?

ピリオンステップの位置・形状変更 
「スタンディング時の前後移動時の足あたりを改善」とのことですが、これまであまり気になったことはありませんでした。個人的には「どうでもいいかな」と思っていたのですが、自分の車輌をよく見ると、ピリオンステップステー先端の黒い塗装が左右とも少し剥げています。スタンディングの頻度は少ないので、いつの間にか身体が接触していたということなのでしょうか?そういえば何となく思い当たることがあります。停車する時の足の出し方や位置によって、確かに太腿や膝の裏側にピリオンステップステーが当たっていますね。これも改善されているということであれば嬉しい点ですね。

オートキャンセルウィンカー
バイクではまだ一般的ではありませんが、ホンダ車ではVFR800F/Xなどで数年前から導入が進んでいます。ただVFRオーナーのブログやレビューを見るとレーンチェンジの際などにうまく作動しないことがあるようです。キャンセルされたかどうかいちいち気にしながら使うより、マニュアルで確実に行いたいタイプですので、個人的にはなくても良いかな...と思う機能の一つです。

エマージェンシーストップシグナル
一定以上の急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅する機能です。ヨーロッパ仕様のR1200GSなどでは数年前から導入が始まっている機能ですが、国産車での導入例はあまり耳にしません。こういった安全装備はあって困るものではないので、どんどん導入を進めて欲しいですね。

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リチウムイオンバッテリー
エリーパワー社製HY110により、小型・軽量化(約2.3kg)とマスの集中化に寄与するということですが、実際には体感できるほどの差はないのでは?と思っています。もう一つの特長として、自己放電率の低さや長寿命化が挙げられますが、この点は時間が経たないと評価ができない部分ですね。ちなみに昨年11月から今年1月までの約3ヶ月間、仕事が忙しくてほとんど乗れないという状態(その間50kmほど走行したのみ)になりましたが、エンジンが始動困難になるほどの電圧低下状態には至りませんでした。これまでの通常タイプのバッテリーでも東京の冬を乗り越えるくらいの能力は持っているようです。

スポークのステンレス化
ネット上では2016年モデルのスポークの腐食についてしばしば話題に挙がります。私の車輌は水アカ程度は残っていますが、幸いそのような不具合には見舞われていません。他の方のブログなどでも見たことがないのですが、本当に発生しているのでしょうか?走行後に足回りも含め車体を軽く拭き上げるメンテナンスをこまめに行っていたからかもしれませんし、たまのオフ走行後も泥や埃を長期間放置するようなことがなかったのも要因だと思います。いずれにせよメンテナンスがより楽になるという点では素材変更は大歓迎です。

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アクセサリーソケット・グリップヒーターの標準化
競合他車もほとんどが標準装備化していますし、車格を考えると当然の流れだと思います。そういえば以前ご報告したグリップヒーターの低温問題は依然として継続中で解決していません。2018年モデルではさすがに改善されていますよね?

こうしてアップデートの内容を振り返ると2016年モデルのオーナーだったら気になるであろう部分に確実に手を加えているのがわかりますね。これはCRF1000L Africa Twinというブランドを大切に育てていこうとしているホンダの意気込みの現われでしょう。2016年モデルのオーナーとして、2018年モデルへの乗り換えは非常に魅力的な部分も多いのですが、考えた結果今回は「乗り換えない」という結論に達しました。私的にはスタンダードモデルをビッグタンク化し、それに魅力的なカラーがラインナップされていればもっと心が揺れたかもしれません。さて、それが現実としてかなうのはまた二年後くらいでしょうか?

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Tag:CRF1000L Africa Twin アフリカツイン 新型

2 Comments

りんむー  

グリップヒーターの低温問題について

はじめまして、CRF1000L(2016)に乗っており、製品レビュー等いつも非常に参考にさせていただいております、ありがとうございます。

グリップヒーターですが、私の車両もやはり非常に温度が低く、困っておりました。
ネットで色々検索してみたところ、すでに対策品はホンダの方で出ているとのことで、
販売店のスタッフにその旨と、以下の方の記事を見ていただいたところ「調べてみます」
とのことで、結果無償交換していただきました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/801275/car/2146329/4505355/note.aspx


結論としては、10度ほど温度が上がり、「これならいいね」と思える程度になりました!
電圧保護?のためなのか、周期的に温度が変わるというのはあるものの、取り敢えずは
不満を感じない程度になりましたので、ご参考まで。

2018/05/05 (Sat) 09:35 | EDIT | REPLY |   

Graphite One  

To りんむーさん

りんむーさん

いつも当ブログにお越しいただき&今回のコメントありがとうございます。有益な情報ありがとうございます!

紹介いただいたレビューは初めて拝見しました。非情に参考になります。記事の日付からソケットの交換による根本的な解決策が用意されたのは昨年末頃のようですね。

私がお世話になっている店舗は都内の有力ドリーム店で、CRF1000Lの販売台数では全国でも屈指の販売台数を誇るほどですが、今年の2月に訪店した時にはグリップヒーターの不具合対策については特に話がありませんでした。

周りのオーナーを見ても低温問題に悩まされているユーザーは多いようですが、現時点では正式に修理対応するなどの公式アナウンスはありませんし、この問題は店舗の方でも積極的に触れたくない問題なのかもしれませんね。(過去のグリップヒーター装着車すべてを修理しないとならなくなるため)

これからもまたお越しいただければ幸いです。

2018/05/05 (Sat) 20:12 | EDIT | REPLY |   

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