R1200GSのメリットの一つとして、アフターパーツメーカーから非常に多くのアクセサリーが発売されていることがあげられます。それらの中で他車種に比べても特に充実していると思うのがドレスアップ用の専用ステッカーキットです。ステッカーといえばBMWモトラッド純正のGSトロフィーステッカーセットなどが有名ですが(2016年の発売時は施工費別のステッカー単体の価格が¥49,800、施工も正規ディーラーのみだったと記憶しています)、ヤフオクなどをのぞいても色々なものが販売されています。
R1200GSシリーズはフロントカウルやタンク廻りのデザインがカッティングシートなどでのドレスアップをしやすい分割構造ということもあって、オーナーによるDYIのカラーチェンジの例が多く寄せられています。そういった土壌もあってステッカーのアフターマーケットが活性化しているのだと思いますが、その中でも「これは中々いいな」と思った作例を見つけましたのでご紹介したいと思います。
この車輌はおそらく映像の中で表示されている「JUN WRAP」という韓国のメーカーもしくはショップの手による
カスタムと思うのですが、検索してもWebサイトや画像などの情報がヒットしません。動画の説明文にも特にヒントとなるような情報の記載がなく、これがオリジナルのワンオフものなのか、製品版として売られているものなのか、残念ながら具体的な情報にたどり着くことはできませんでした。
実は私はゴテゴテとステッカーを貼るのが苦手なタイプで、これまで乗ってきたバイクには購入店のステッカー以外貼ったことがありません。どちらかといえばこれまでいわゆる「ステッカーチューン」には否定的だったのですが、このブラック/レッド/グレーの3色を大胆に配色したオリジナリティ溢れるカラーリングは一目見てカッコいいと思いました。大小のBMWエンブレムが多用され過ぎている点と、「いかにも韓国」と思わせるような虎のグラフィックの主張が気になるので、この部分をなんとかできるのなら本気で検討しても良いかなと思います。このステッカーについてご存知の方がいらっしゃればコメントで教えていただけると嬉しいです。
(8/17追記:JUN WRAP関係者の方からコメントをいただけました!JUN WRAP=Wrap&Techというコーティングやラッピング加工を専門とされている韓国の
カスタムショップさんでした。ギャラリーには
カスタムの参考になるようなGSAの作例が掲載されていますので、ご興味がある方はぜひご覧ください!
http://www.wraptech.co.kr)
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