これまで8回にわたって、今年2~3月の
R1200GS ADVENTUREへの乗り換えにあたっての当時の思いや悩みを書いてきました。これまでの記事は
ローダウンモデルに対するネガティブなインプレッションが多くなってしましましたが、もちろん素晴らしい点もたくさんあります。今年3月中旬の納車以降、6ヶ月/7,500kmをともにしてきた間のことを振り返ると、
R1200GS ADVENTUREは憧れとして語るに相応しい到達点とも言えるバイクであり、私のバイクの目的や楽しみ方に合ったバイクであることもあらためて確認できました。低速でも高速でも独特の味を楽しめるフラットツインのエンジンフィールや、どこまでも走っていけそうな高い航続力(優れたウィンドウプロテクション、無給油600kmを可能にするビッグタンクと常に20km/Lを越す高燃費、クルーズコントロールやセミアクティブサスをはじめとした実用的な電子制御の数々...)、いざ飛ばせばワインディングも楽しめる高いスポーツ性(ギアシフトアシスタントプロのシフトダウンは本当に快感です!)、豊富なサードパーティ製アクセサリーなど、優れていることを挙げればキリがありません。
また、記事化がまったく追いついていませんでしたが、
R1200GS ADVENTUREならではの豊富なアクセサリーでのカスタム(コンセプトはブラックアウトです)も大いに楽しむことができました。しかし、いつも私の頭の中をよぎっていたのが
ローダウンモデル(
プレミアムスタンダード )を選んでしまった後悔の念です...。この気持ちは
R1200GS ADVENTUREを楽しみながらも常に付きまとっていて、絶えず私の心をモヤモヤさせていました。それを解決するにはただ一つ。「標準車高モデルに買い換える」ことしかありません。そこで飛び込んできたのが先日の
R1250GSの登場のニュースです。通常であればR1250の日本導入は時間がかかるはずなのでおそらく来年、F850と同じくらいならやはり秋頃でしょうか?R1250
ADVENTUREがドイツ本国で発表されるとしたら来年の今頃、インターモトが有力でしょう。その場合、日本導入は翌年の可能性が高いのでおそらく2020年頃の登場が有力です。仮にR1250
ADVENTUREに買い換えることを検討するとしても、2020年ではさすがに時間がかかり過ぎます。
コンセプトはブラックアウト(オールブラック)
仮にR1250
ADVENTUREを購入するとしても海外製品の初物を避けるのは必要な常套手段ですし(水冷化したばかりの
R1200GSシリーズも結果的に避けたほうが良かったですしね)、それを考えると熟成を重ねた現行車を再び買うのも悪くない選択のような気がしてきました。(同じ年に同じバイクへ買い換えるのは一般的には正しくないというのは置いておいて苦笑)それに、モデルイヤーが変わると現行車で気に入っているポイントの一つであるトリプルブラックのカラーリングがなくなる可能性もあります。(R1250の様子を見るとカラーリングは基本的に現行イメージの小変更に留まる可能性が高いと思われますが、R1250
ADVENTUREが出た際に必ずしも好みのカラーが用意されるとは限りませんしね...)そこで、9月半ばに急にムクムクと湧いて来たのが、
ローダウンの
プレミアムスタンダード2018年モデルから、まだ入手可能な標準車高の
プレミアムライン2018年モデルへ買い替えたいという衝動です。そして、この後、一気に買い替えと邁進していまうことになる訳です。(半年での同一車への乗り換えに自分でもやっちゃった感がありますので、ご批判は優しめでお願いします汗)
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