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2016

CRF1000L Africa Twinまでの道 その1 - VFR800前編 -

そもそも、なぜAfrica Twinを選んだのか?その経緯から書いていこうと思います。

私はバイクを選ぶ際の条件として「自身の心がグッとくる、眺めているだけでも満足するデザイン」「時代を先取りする先進的な技術」「長距離を走行しても疲労度が少ないツアラーとしての資質」「高速のSAや道の駅であまり他の人と被らない」の4点を重要視していました。

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前所有車の2006年式VFR800(RC46-2、通称2型)はそんな私にうってつけのバイクでした。2000年代のホンダのスポーツバイクは現在でも人気が高い秀逸なデザインが多いですが、その中でも一際目を引くのがVFR800です。丸型4灯ヘッドライト、サイドラジエター、アップマフラー2本出し、プロアーム(現行のRC79にはないelfエンブレム付き)を非常に上手くまとめたデザインは、とても14年前にデビューしたバイクとは思えません。

また、大型バイクで唯一のVTEC搭載による4バルブ領域の官能的なエンジンサウンドとワインディングも楽しむことができるスポーツ性能、当時としては最先端だったABS・前後連動ブレーキなどの先進的なメカニズム、簡単に輸出仕様と同等のフルパワー化ができる点など、メカニズム的にもとても楽しめるバイクでした。

ツアラーとしての資質も秀逸で、タンデムとトップケースの搭載を前提とした強化されたサブフレームや、純正で日本の道路事情に合わせたナローパニアが用意されている点はもちろん、トリプルパニアを実装できる積載性、1日500km程度を走っても疲れにくい適度な前傾姿勢と優秀な座り心地のシートなど、文句の付け所がありません。

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高速のSAや道の駅で、ZX-14Rや隼はかなり多く見かけますが、VFR800はほとんど見かけません。たまに白バイと同型の1型、最近では時々新型のRC79を見かけるくらいです。人気はないかもしれないけれど、不人気でもない。知らない人でもお互い好きな人同士で目が合うと「ニヤッ」としてしまう、VFRはそんなバイクだと思います。

このように、あらゆる面で私の好みにぴったりだったVFRですが、特別な思い入れがもう一つあります。実はVFRの発売当時、私はある事情で購入ができない状況でした。身辺が落ち着いて、ようやく購入を検討できるようになった頃には国内での販売が終了しており、絶版となってしまっていたのです。一部の熱烈なファンがいるせいか、長期在庫の新車が大量に残っていることもなく、程度の良い中古車もほとんど流通していない状況でした。

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そんな中、雨天走行なし、走行6,500km、屋内保管の極上車を北海道で見つけ、これぞ運命と思って陸送までして購入したのがこの車両なのです。その後、コツコツとカスタムを行う中で、イタリアでレオビンチマフラー、アメリカで純正パニアとパニアステーなど、入手が困難なデッドストックパーツを奇跡的に手に入れることもでき、憧れだったVFRライフを楽しんでいました。

そのようなVFRをなぜ私が手放す気になったのか...(後編に続く)

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Tag:CRF1000L Africa Twin アフリカツイン VFR

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