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2019

R1200GS ADVENTURE CLS CONNECT CLSコネクター 取り付けレビュー(電源確保 後編)

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前回の電源確保 前編では、BMW製バイクならではのアクセサリー電源確保の難しさに対する試行錯誤の様子をお伝えしました。その悩みを一気に解決するのが、CLSというメーカーが販売している「CLS CONNECT(CLSコネクター)」という製品です。この製品は水冷GSのアクセサリー電源確保の方法について海外のGSコミュニティで検索を行なっている時に見つけました。どのような仕組みかはわかりませんが、CLS CONNECTをバイクのバッテリーに直結するだけで接続した機器をイグニッションのオン/オフと連動させることができるという素晴らしい製品です。さらに電源に乗ったノイズにフィルターをかける効果も持っているため、インカムやオーディオミクスチャーにも適しているとか。おそらく電源の中に含まれるイグニッションパルスを読み取ることで、エンジンのオン/オフ状態を判断できるのではないかと思いますが、ノイズ除去もそれに関連した能力のうちの一つなのでしょう。また、メインスイッチをオフにした時にはCLS CONNECTの電源はオフになり、接続した機器への給電も行われないためバッテリーを消費することがないのも安心です。さらに素晴らしいことに、お値段は約100ユーロ(日本円で約¥13,000)と比較的リーズナブルなのも魅力です。

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買うしかない!と勢い込んだのは良いものの、ショックなことに日本国内ではどこも販売をしていません。CLSという社名に何か見覚えがあると思ったのですが、ツアラテックジャパンの店舗でチェーン自動給油システムの展示を行なっていたのを見たことを思い出しました。(CLSは自動給油システムとしてある程度知られているようです)しかしながらCLS CONNECTの扱いはなし…。海外の入手経路に目を向けるとドイツのカスタムビルダーであるHORNIGで取り扱っているようです。HORNIGのサイトを確認した所(数年前に日本語表示も選択可能となり便利になりました。製品の概要説明文の日本語訳がややおかしいですが…)、CLS CONNECTの取り扱いも行なっており、日本への配送も可能なようです。価格は送料込みで約123ユーロ(日本円で約¥15,000)と送料分高くなりますがやむを得ません。ポチって5日後に出荷連絡、その後約1週間で(安心のDHLで)届きました。ちなみにHORNIGのサイトでの注文後、日本の公式パートナーであるブレス・ユー・アイという所からHORNIGの英語での受注/発送連絡メールにかぶせる形で日本語でのメールが届きました。おそらくHORNIGからサポートを委託されている代理店のような所だと思いますが、これなら海外サイトでのショッピングに慣れていない方でも安心して購入できますね。

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届いたCLS CONNECTを確認してみます。まず驚いたのが、箱がCLSの主力商品である自動給油システムの箱をそのまま流用していたことです苦笑。箱の中は仕切りや緩衝材もまったくなく、製品を放り込んだだけのスカスカの状態です。さすが海外製品ですね。同梱物は本体(とヒューズボックスに入れるヒューズ)、説明書と小冊子という最小限の構成です。本体には作動状態を示すLEDインジゲーターが一つと3組6本のケーブルが出ています。丸形端子が付いている赤黒2本はバイクのバッテリー端子へ直結するためのもの、見慣れない赤いギボシ端子が付いている赤黒2本はイグニッションオンで動作させたい機器への電源供給用、残りの細い2本はイグニッションオフで電源供給がオフになる時間を変更したい時に使う線のようです。ひとまず特殊形状のギボシ端子は通常のものに変更して配線と動作確認をしてみます。

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メインスイッチのオンだけでは何も起こりませんがエンジンスタート後、すぐに本体のLEDが緑に点滅、その後数秒で緑の点灯状態になります。これが本体に接続されている機器に給電が行われる状態のようです。その状態でBIKER PRO PLUSのコントロールユニットの電源スイッチを押すと録画が開始されました。問題はこの後です。果たしてイグニッションのオン/オフにきちんとBIKER PRO PLUSの電源オン/オフが連動できるのか…。まずアイドリング状態のままメインスイッチをオフにします。するとLEDが5秒ほど赤く点滅し消灯します。ここで電源供給が終了します。すると撮影終了を示すビープ音と電源供給に連動した自動オフ機能が働きBIKER PRO PLUSの電源がオフになりました!おお〜期待通りの動きです!!それでは今度はもう一度メインスイッチオンからのエンジンスタートを試みます。メインスイッチオンだけでは先ほどと同様に何も起こりません。エンジンを始動しCLS CONNECTのLEDが緑の点灯状態になるとBIKER PRO PLUSのコントロールユニットの電源供給に連動した自動オン機能が働き、電源が入って撮影が開始されました。素晴らしい!完璧です!!!

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最後にありそうなシチュエーションとして発信時にエンストした状況を再現してみました。エンジンがかかり、すでに撮影を開始している状態でエンスト→再始動した場合にも正しく動作するかです。結論から言えば、エンスト後に5秒ほど間を空けてエンジンを再始動すれば撮影終了→撮影開始と正しく動作します。よくあるパターンとしてエンストした後に焦ってすぐに再始動するケースがあると思いますが、このように再始動までの間隔が短い場合、エンジンが一旦停止した際にBIKER PRO PLUSの自動オフ機能で撮影が終了してしまったままとなってしまい、再始動時に自動オンにならず撮影されていないということがあるようです。予期せぬエンストをした場合は、走り始める前に録画状況を確認する癖をつけたほうが良さそうですね。

実はこの「CLS CONNECT」をドラレコの電源用に導入したのは昨年春のプレミアムスタンダード(ローダウン)を購入した直後です。以降、プレミアムスタンダードと現在乗っているプレミアムラインで約12,000km使用しましたが、誤作動や不具合もまったくなく快適に使用できています。「CLS CONNECT」は実際の動作と信頼性の両面でともに期待を大きく超える素晴らしい製品でした。ドラレコなどの機器の電源確保を希望される方にぜひオススメしたいアクセサリーです。

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Tag:R1200GS ADVENTURE プレミアムライン プレミアムスタンダード ドラレコ ドライブレコーダー

2 Comments

モンジー  

はじめまして

はじめまして、神奈川在住のモンジーと言います。自分もドラレコ取り付けで電源の取り出しにCSLコネクターを使いました。取り付けも簡単で動作も問題ないです。

2019/09/07 (Sat) 07:17 | EDIT | REPLY |   

Graphite One  

To モンジーさん

モンジーさん

コメントありがとうございます。

最近はドラレコの必要性を感じるような事件が相次いでいますし、もはやバイクにもドラレコは必須と感じるこの頃ですよね。CSLコネクターを導入して早1年、約15,000km走行しましたが、今の所ノートラブルで個人的にはかなり満足している製品の一つです。

GS乗りの方にはぜひオススメしたい非常に良い製品なので、もっと多くの販路で取り扱って欲しいです。

2019/09/09 (Mon) 14:42 | EDIT | REPLY |   

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