先日日本に襲来した
台風19号は東日本を中心に大きな被害をもたらしました。まずは今回の台風で被害に遭われた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。日が経つごとに詳細がより明らかになり、当日大きなニュースになった中日本や関東だけでなく、北関東や東北にも大きな被害があったことがわかり、その被害の大きさには驚くばかりです。被害を受けられた皆様の生活が一日も早く元に戻れるよう願っています。本日お伝えするのは
台風19号によって受けた冠水被害についてのご報告です。結論から申し上げると多摩川流域にある自宅周辺の道路(=私の住まいの平面駐車場と駐輪場)が冠水し、私のGSAも冠水の被害を受けてしまいました。現在はディーラーに預け確認を行なってもらっている最中です。
台風19号は大きさや風の強さが事前に予想されたていたため相応の準備をしていたつもりでした。風向きを考慮しバイクの方向を変え、バイクカバーが飛ばないよう強力なクリップでカバーの縁を固定、ギヤはもちろん1速に、そしてサイドスタンド状態でと考えうる限りの事前準備をしていたつもりでしたが、まさか自身が水害に見舞われるとは思ってもいませんでした。10月12日当日は15時位から多摩川の氾濫に関する「警戒レベル3」(避難準備)の緊急速報が断続的にスマホに届き始めましたが、自宅周辺はいつもより風雨が強く、長時間降り続いている位で、特に不安を感じるような変化はありませんでした。20時頃にはスマホに「警戒レベル4」(避難指示)が届きましたが、台風の目に入ったせいか風雨が止んで小康状態となり、むしろ平穏という妙な感じに。この時は、まさか1時間後に悲劇に見舞われようとは思ってもいませんでした。
当日は1~2時間ごとに駐輪場の方を確認していたのですが、前回確認してから30分~1時間位経った21時頃、ふと窓の外を見ると駐車場の車がナンバープレートの上まで冠水しています!驚いて周りを見渡すと周囲の道路が駐車場と同じくらいの高さまで冠水し、色々なものが浮かんでいます。駐輪場は駐車場より少し高い場所にあるのですが、窓から見ると遠目でも車体の結構な部分が水に浸かっているように見えます。急いで家を飛び出てバイクの救出に向かおうとすると自宅の玄関前の道路も膝まで冠水しています。「これは思っていたよりヤバいかも」と思いながら駐輪場の方に進むと、どんどん水深が深くなり、駐輪場に着く頃には私の股下まで水が来ていました。周囲をよく見ると自宅周辺は大きく冠水していますが、少し先は水に浸かっていないようです。近くでは交通規制や冠水への対処のためか、消防や道路関係の行政スタッフの人たちが10数名集まっているのが見えました。それを横目に駐輪場に進むと、カバーが空気でぽっこりと膨らんだ状態のGSAが水に浸かっていました。(
中編へ続く)
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