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2019

盗難対策 Bsize GPS BoT 到着レビュー R1200GS ADVENTURE

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R1200GS ADVENTURE盗難対策用に使用していたSoftBankのみまもりGPS 201Zの通信サービスがとうとう12月2日に終了しました。当初は11月の終了予定でしたのでわずかに伸びたようです。サービス終了の理由は「現在求められるセキュリティ上の基準要件を満たせなくなったため」ということですが、アメリカをはじめとする一部の国の間ではHAUWEIやZTEの通信機器の市場からの排除が進んでいるため、今回のサービス終了もこういった政治上の理由が絡んでいるかもしれません。

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前回の記事以降、みまもりGPSの代わりとなる盗難対策手段として新たなGPSトラッキングデバイスを探していたのですが、最終的に本日ご紹介する「Bsize GPS BoT」を選ぶことにしました。私がみまもりGPSを利用し始めたのはCRF1000Lが納車された2016年2月頃ですが、その頃に比べると選択肢はかなり増えています。それらの製品の多くは子供の見守りを主目的としたものですが、防水性や長時間のバッテリー持続時間など、バイクの盗難防止などの用途にも役立ちそうな特長を持った物が多くあります。

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今回「Bsize GPS BoT」を選ぶことになったのは特に以下の3点が大きな理由です。1つ目は初期投資と維持費の安さ。2つ目は通信会社と契約の必要がない手軽さ。3つ目はバッテリーの持続時間の長さです。

①初期投資と維持費の安さ
GPS BoTはデバイスの本体価格が¥4,800(税別)、月々の回線使用料が月額¥480(税別)という非常にシンプルな料金体系です。契約や解約に関する事務手数料などは一切かかりません。みまもりGPSは本体価格約¥13,000、月々の回線使用料約¥600に加え、契約事務手数料¥3,000、2年未満の解約の場合¥9,800の違約金が発生するなど、比較すると割高な点が多くあります。それに比べるとGPS BoTのコストパフォーマンスの高さが素晴らしいことがわかると思います。

②通信会社との契約が不要
GPS BoTはドコモのFOMA 3G回線を利用してサービスを利用しますが、みまもりGPSのようなSIMカードの挿入は不要になっています。メールアドレスとクレジットカードでアカウントを作成し(必須)、デバイス固有のシリアルナンバーとアカウント情報を紐付けるだけで即利用可能になります。SIMスロットがないため、おそらくeSIMかSIMカードを内蔵しているのだと思いますが、この手軽さにはとても驚きました。また、GPS BoTはスマートフォンの専用アプリケーションを起動するだけで位置情報(Googleマップ上)を確認できるので非常に便利です。SMSを送信>メールの着信>ウェブブラウザのマップ(非Googleマップ)を使って位置情報を把握するという仕組みだったみまもりGPSとは大きな差があります。

③バッテリー持続時間の長さ
まだ使い始めたばかりのためバッテリーの持続時間について語ることは早計ですが、GPS BoTはバッテリー優先モード(3分に1回の測位)では3~7日間の利用が可能と、ほぼ同じコンセプトを持つ競合製品であるソースネクストのFamilyDotなどと比べても大きなアドバンテージがあります。(FamilyDotのユーザーレビューではバッテリーが1日保たないこともあるそうです)さらにGPS BoTが動いていないと判断した場合は測位間隔を調整することでバッテリーを温存し、更なる省電力を発揮するそうです。これまで使っていたみまもりGPSは夏場で7日間、冬場でも4~5日はバッテリーが保っていたのでかなり優秀でしたが、それと同等、もしくはそれ以上の持続力を持つことが期待できますね。

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パッケージの中身を確認してみると、本体と1枚ペラのリーフレットのみという極めてシンプルな構成です。本体はやや厚みがあるものの、体積や重さはみまもりGPSとさほど変わりません。構造も充電用のMicro USBと動作状態を示すLEDだけというシンプルな作りで、ON/OFFのスイッチすらありません。充電を行い、一定以上の容量になったら自動的に電源が入り、同時に現在地がアプリケーションに反映されるようになっています。

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次回はアプリケーションによる設定と実際に使用してみての感想についてお伝えしたいと思います。

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Tag:R1200GSADVENTUREプレミアムライン盗難BoT

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