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2020

Denali Sound Bomb Mini Horn デナリ サウンドボム ホーン 到着レビュー R1200GS ADVENTURE

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新年明けましておめでとうございます。早いもので当ブログを開設して4度目の新年を迎えました。通常のバイクブログにあるようなツーリングやグルメ関連の記事がほとんどなく、管理人の趣味で購入した製品のレビューばかりという特殊なブログですが、毎日たくさんの方にお越しいただいています。相変わらず仕事が忙しくネタを寝かせてばかりで、なかなか新しい記事の投稿が捗りませんが、本年もマイペースで更新をしていきたいと思っていますので、今年もお時間がある時に立ち寄っていただけましたら幸いです。

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さて、2020年最初にご紹介するのはR1200GSのカスタムでもあまり見かけない社外ホーンへの交換に関するエントリです。年末年始も公私ともに忙しかったせいもあって遠出をすることはできませんでしたが、隙間時間を見つけてはちょこちょこと近場へ日帰りツーリングに出かけていました。こういった時期の風物詩として高速のサービスエリアや商業施設の駐車場でよく見られるのが、駐車スペースを探してノロノロと走行している車です。そんな車の直後を徐行していると、急に予期しないような動きをされて驚くことがありませんか?最近は高齢者ドライバーが増えているせいか「え!?後の私が見えているの?」と思うくらい勢いよくバックしてくることもあって怖い思いをすることがあります。これでは比較的大きな車間距離を取っていても安心できません。そんな時に自己防衛のために使用するのがホーンであるわけですが、GSAといえどホーンの音色が「ビー」という残念な仕様であるのは他のバイクと変わりません。ブラインドコーナーの先にいる相手への警告や、お互いの意思疎通のための手段という点では実用上充分ではあるのは事実ですが、アドベンチャーカテゴリーの頂点の一つであるGSAが原付や軽自動車とそう変わらない音色のホーンというのはあまりに残念です。2013年のリターン後、5台のバイクを乗り継ぎ、これまでバイクのホーンを交換したことはありませんが、急に「ホーンを変えよう」という欲求に駆られました。そこで純正ホーンと交換可能な社外ホーンを探す訳ですが、他のGSオーナーの方のブログを拝見しても必要性が低いせいか社外品に交換した記事というのはあまり見かけません。しかし、よくよく確認すると社外ホーンへの交換には二つのハードルがあることがわかりました。

1つめはサイズの問題です。一般的な社外ホーンは豊かな音色や充分な音量の確保のためラッパ型の樹脂製ハウジングが追加されているため大きい物が中心になっています。また、設置スペースに余裕がある車と異なり、バイクはフロントカウルやフロントフォーク周辺の限られたスペースに設置するため大型のものは物理的に取り付けが難しいという現状があります。さらにホーンの存在感によってはバイクの美観を損ねてしまうこともあるため、大きいサイズのものはなるべく避けたい所です。

2つめは消費電力の問題です。ホーンの消費電力は意外に大きく、製品によっては数秒鳴らすとヒューズが飛んだりすることがあります。そのため、リレーを設置したり、バッテリー直結といった方法を取ることが多いのですが、Can-Busを採用するBMW製バイクは電装系を下手にいじるとエラーを吐くリスクが付きまといます。

そんな時に私が時々利用するBMW製バイクのアフターパーツを中心に扱うイギリスの通販サイト「Nippy Normans」で手頃な製品を見つけました。Nippy Normansは品揃えの豊富さや日本への配送が可能であることが魅力であるのはもちろん、製品によっては時々セールも行っていてお得に購入することができます。(現在装着しているAkrapovicのブラックエディションマフラーもセールで日本の販売価格の約半額で購入できました)今回選んだのは最近TOURATECH Japanでも取り扱いを始めているデナリ社の「Sound Bomb Mini Horn」(約¥3,000)と、社外ホーンをCan-Busカプラー化するためのNippy Normansのオリジナルハーネスキット「Horn wiring kit for BMW bikes with Can-Bus wiring」(約¥2,500)です。(ちなみに250ユーロを超える場合は日本への送料は無料ですので他のものと一緒にオーダーすることをお勧めします)

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いざバイク用の社外ホーンを探すとなかなか見つからず、車用の二連ホーンの片方をバイクに取り付けている方も多いようですが、このホーンは「Mini」の名前の通り社外ホーンとしてはかなり小型です。(ハウジングの厚みはありますが、直径はかなり小型の部類のようです)そして、このハーネスキットと組み合わせて使うことでBMW製バイクにポン付けできるというのが大きな魅力です。色々調べてみると、私がGSAを検討する際によく見ていたイギリスのモトブロガー「RiderCamTV」さんの動画をはじめ、海外の多くの方が純正ホーンとの音色の比較や、取り付け作業の様子を取り上げられていましたのでとても参考になりました。

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Nippy Normansに発注後、なんと数時間で発送連絡が!(時差があるとしても早過ぎです笑。RUGGEDROADSもかなり早かったですが、イギリスのセラーは真面目ですね!)そして1週間後には手元に届いたのでした。(次回の取り付けレビューに続きます)

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Tag:R1200GSADVENTUREプレミアムラインDenaliデナリ

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