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2016
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CRF1000L 純正グリップヒーター 取り付けレビュー
CATEGORY純正アクセサリー
9月初旬の6ヶ月点検時に、純正グリップヒーターをようやく取り付けました。昨年の契約時から発注していたにもかかわらず、これまで取り付けられなかったのは取付用ハーネスの納期遅延によるものです。発売当初出荷されたハーネスには加熱関連の不具合があったらしいのですが、対策品がなかなか出ずに長らく欠品となっていました。すでに他車種用のハーネスを流用して取付された方も多くいるようですが、正規の対策品がディーラーに納品されたのはようやく夏になってからとのことです。


取付の際にはフロントカウルとリヤの左サイドカウルの取り外しが伴うため、かなり大変なようです。なぜリヤのサイドカウルの取り外しが必要かを説明書で調べてみたら「ヒーターコントローラー」なるユニットを格納する必要があるんですね。
前車のVFR800でもVFR1200F用のスポーツグリップヒーターを装着していましたのですが、見た目のデザインやグリップ感はまったく変わらない印象です。ノーマルグリップに対しても、径が太く感じるなどの違和感はありません。これまでのスポーツグリップヒーターと異なるのはグリップ部分のスイッチがグリーンに点灯すること(これまではオレンジ)、作動開始時に軽く押すだけで作動すること(これまでは深く押し込む必要あり)、温度調整が5段階でできること(これまでは3段階)の3点です。
作動時はスイッチに軽く触れるだけでインパネ内にグリップヒーターのアイコンが点灯し(その横の時計が消灯)、1~5までの数字が表示されます。数字が表示されている間にグリップのボタンを押すと、1~5までの数字がローテーションし、任意の数字の所で数秒放置すると設定温度が決定されるという動作になります。通常作動時は設定温度の表示はされず、グリップヒーターの作動を示すアイコンのみが点灯しています。
取付後、1,000kmほど走行しましたが、グリップにあるスイッチがタッチ一つでオンになってしまうため、知らないうちに親指がスイッチに触れてグリップヒーターがオンになってしまうことがあります。誤作動を防ぐロックなどがあれば良いのですが...
加熱性能については現時点ではテスト作動のみで、厳寒時のインプレはできていません。スポーツグリップヒーターの時には最高温度と中間温度の差が大きく、「熱過ぎる」ということが多くありました。今回は調整範囲が3段階から5段階に変わったことによる使い勝手の変化が最も気になります。秋でも標高が高い場所はグリップヒーターの出番があると思いますので、使用する機会があり次第レポートします。



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