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2021

BMW純正 新型 ラリースーツプロジャケット・ラリースーツプロパンツ 48サイズ 購入レビュー R1200GS ADVENTURE

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今回お届けするのはBMW純正の新型ラリースーツプロジャケットに関するレビューです。(今回の記事は今年の10月初旬時点のエピソードです)HAKUBA 2021限定Tシャツを購入した時に同封されていた「BMW Motorrad特別限定タオル」を交換しようとしたのですが、普段お世話になっているディーラーではすでに在庫がなかったため、以前から興味があったお台場のBMW Group Tokyo Bayに行ってみました。ここはBMW、MINI、BMW MotorrdといったBMWグループすべてが集まった巨大なショールームで、東京におけるBMWの一大拠点です。特に車の充実ぶりはすごく、なんと常時40車種以上を試乗可能とのこと。車ほどではないですが、バイクの展示スペースも広く、用品の品揃えも充実しているようでしたので、ここならタオルの交換ができるのではないかという目論みです。

ラリースーツプロジャケット(税込¥110,000)
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いざ着いてみると流石に広いです。バイクの展示スペースは建物の端の方にあるのですが、エントランスから入って結構な距離を歩かねばなりませんでした。バイクの展示は期待したほどの台数はありませんでしたが、ウェアをはじめとする用品はたくさん展示してあります。まずはお目当てのタオルの交換について尋ねたところ在庫はあるとのこと。ただし、ちょうど私の分でラストだったそうです。たまたま行こうと思い立ったのですが本当にギリギリのタイミングでした。今回ぜひ確認したかったのが、新型のラリースーツプロジャケット・パンツです。これまでラリースーツを3着も買ったラリースーツマニアな上に、トリプルブラックのR1200GSAに乗っている私としては腰部に「Triple Black」の文字がデザインされているラリースーツプロは非常に興味をそそられる製品です。

ラリースーツプロパンツ(税込¥77,000)
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幸いお店には上下を着用したマネキンと、サイズ違いが豊富に展示されていました。まず、マネキンを見て感じたのが「Webとかで見るよりもカッコいいな」という印象です。現行のラリースーツは今持っているレッドと、一時期はブルーも所有していましたが、デザインや配色が今ひとつしっくり来ないという印象でした。(あくまで主観です)ラリーイメージにも、スポーティーにも、ツーリングにも、どれにもデザインを振り切れていないというか、私的にはどれも中途半端という印象です。ところが今回初めて見たラリースーツプロジャケットはツーリングイメージに寄せてきた感じで、ブラックとグレーの配色が精悍なこともあり、個人的にはかなり好みのデザインです。

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当初は購入するつもりはなかったのですが、実物を見て俄然興味を持ったため試着をしてみることにしました。現在は現行ラリースーツの48サイズを着ているため同じサイズで試着してみます。まずパンツですが、旧モデルと異なりベルトが廃止されています。これはちょっとマイナスですね。これまでならお腹が一杯になって前傾がちょっと苦しい時などにパンツの一番上のボタンを留めず、ベルトだけで固定できたのですがプロパンツはその方法が取れません。あと一つ気になった点があります。新型はこれまでのラリースーツよりかなりタイトに作られているとは聞いていたのですが、それは本当みたいです。同じ48サイズでもウエスト周りがかなりタイトに感じます。試しに1サイズ大きな50サイズを履いてみたのですが、ウエストは少しゆとりができるものの、丈が長過ぎてしまって私には合いません。それ以外には、ポケットや通風口などのデザインは大きく変わっていませんが、内蔵されているプロテクターの素材が大きく変わりました。以前はカップ形状のウレタンのような素材でしたが、新型は薄手で柔軟性のある平面な樹脂製になっており、膝や腰へのプロテクターの「当たり」が非常に柔らかく優しくなりました。特に乗車姿勢のような膝を曲げた時の「当たってる感」がかなり低減されたのはいいですね。

ラリースーツプロのプロテクター(平面形状の軟質樹脂製、脊椎パッドはウレタン製
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ラリースーツのプロテクター(立体成形されたウレタン製)
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次にジャケットを試着してみます。サイズは今持っているものと同じ48を着てみたのですが、パンツ同様にかなりタイトフィットです。旧型は身長178cm/体重70kgの普通体型の私でも身幅が余る感じ(冬場はインナーに薄手のダウンを着用できるくらいの余裕がありました)でしたので、新型は私的にはぴったりでちょうど良い感じです。ただし、これまでのように冬場にインナーを着込むのは難しそうですが…。試しに50サイズを着用してみましたが、身幅はそう変わらず袖丈だけが長くなる感じで私には大き過ぎました。プロジャケットのシェイプとサイズ感はダイネーゼやアルパインスターズのようなイタリアブランドのサイズに近いイメージですので、これまでのいかにも大柄なドイツ人に合わせたシェイプよりは日本人にも合わせやすいのではないかと思います。ただし、体格がいい方やお腹周りがふくよかな方にはちょっと厳しいかもしれませんね。

ジャケットの変更点としては他にも以下の点が挙げられます。

胸元の通風口が使用しやすく
開口部自体は少し小さくなりましたが、フラップの固定用ボタンが大きくなったので素手でもグローブでもとても開閉がしやすくなりました。これまでスナップが非常に硬く(閉めるときに素手では指が痛くなる位でした)開閉が非常にしにくかったのでこれは地味に嬉しい変更です。

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袖口の通風口が使用しやすく
これまでは手首から脇までの通風口を一気に開く際に肘部分を絞るためのベロクロが邪魔をしていました。新型では肘部分のベロクロが廃止されたため開口部が大きくなりました。ベロクロは本当に邪魔でしたので廃止は大歓迎です。ちなみに肘部分を絞る仕組み自体は生地の中に内蔵された紐として残されています。

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背中の通風口の廃止
これは個人的には大きなマイナスですね。現行のラリースーツは背中の通風口を全開することで真夏でも使用できるのがいい点だったのですが…。黒は熱の吸収色でもありますし、プロジャケットはこれまでのように夏には使用できないかもしれませんね。

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ラリースーツは全開にするとここまで背中をオープンにできます
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プロテクターの素材が柔らかくなった
パンツ同様にこれまでのウレタンの成型品から薄手で柔軟性のある平面な樹脂になっており、身体への触感がかなり良くなっています。脊椎パッドはラリースーツと同じような積層ウレタンに見えますが、プロジャケットは柔軟性がさらに高くなっており、着心地が非常に良くなっています。ちなみにプロジャケットを手で持つとそれなりに重い(ラリースーツと同等に感じます)のですが、着るとかなり軽く感じます。これは設計でそのように改善されたからなのでしょうか?この点も結構大きな違いに感じますね。

ラリースーツプロジャケットの脊椎パッドは6層構造
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ラリースーツの脊椎パッドは5層構造
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それ以外では付属の防水インナーが、完全にアウターとしてのデザインになったのが大きな変更点です。正直これまでの防水インナーはいざ雨が降る時に着込むのも面倒で(パンツのインナーなどは出先ではまず着替えられないですしね)まったく使っておらず、完全にクローゼットの肥やしと化していました。ラリースーツプロの防水アウターは完全に独立したジャケットとパンツになっており、それぞれ単体でも着用することができます。BMWロゴ入りの薄手のアウターを手に入れたようなものですので、これはとてもいい変更点ですね。

左:ラリースーツプロ 右:ラリースーツ
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そんな感じで試着をしているうちにすっかり買う気になってしまっていました。トリプルブラックのGSAに装着しているアクセサリーはすべてブラックに統一していますし、ヘルメットももとから単色のブラックを使用しています。あとは黒くないのはウェアだけ…。もうこうなったら買うしかありません。タオルの交換に来ただけだったのに、こうしてまんまとBMW Motorradの策略に嵌ってしまったのでした苦笑。しかし、これまで私が自分のラリースーツに抱いていた(配色やデザインを含め好みじゃない部分があるという)モヤモヤがなくなったため、まったく後悔はしていません(キリッ)笑

ラリースーツプロ 
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ラリースーツ
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Tag:R1200GS ADVENTURE プレミアムライン ラリースーツ

2 Comments

WRT  

良い解説ですね

私が思っていたこととほぼ同じような解説が詳細にしてあり、高評価です。
サイズ感がタイトになって、私のようなぽっちゃりには厳しくなりました。ま、ラリースーツ(色違い二着)、エンデューロガードスーツ、ストリートガードスーツ(ジャケット色違い二着)、GSドライスーツとバイクウェア専用のクロゼットに並んでてもう要りません(笑)。体一つです。さらに、GSドライに至ってはまだ着たこともない状況。
一度試着してタイト感にもう買えないと思ったこともありますので、新型ウェアは私の体型には×みたいです。
その分バイクを買いましょう(笑)!いやいやこれもしばらく買わないでおきましょう。今年もう二台買ってますし。1300のGSAが出たらという感じです。
良いウェアをたくさんお持ちですから、ツーリング出かけましょう。今度の日曜日ゆるいツーリングあります。ご希望なら参加可能ですよ。鰻が美味しいです。

2021/12/01 (Wed) 15:52 | EDIT | REPLY |   

Graphite One  

To WRTさん

WRTさんはバイクだけではなく、ウェアの所有状況もすごいことになっていらっしゃいますね(驚!)確かにこれだけの量であればクローゼットがバイク用のウェアだけで埋まってしまうのも頷けます。

WRTさんには敵いませんが、私もエンデューロガード2着(WRTさんの真似をさせていただいて色違いを2着も買ってしまったアレです笑)、ラリースーツ2着も所有してしまって、WRTさんのおっしゃる「体は一つしかない」という言葉がしみじみと心に染み入ります。

車を買って以来、最近はGSAにあまり乗らなくなってしまって、自分でも「このままではいけないな」と思ってはいるのですが、S660が納車されたらまたバイクに乗る頻度が下がりそうです苦笑

2021/12/01 (Wed) 18:07 | EDIT | REPLY |   

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