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2022

新型 CIVIC TYPE R シビック タイプR ワールドプレミア パブリックビューイング イベントレポート③(FL5)

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前回の②に続いて、7月21日(木)11時にホンダ本社ウェルカムプラザ青山で開催された「新型 CIVIC TYPE R シビック タイプR ワールドプレミア パブリックビューイング」のイベントレポートの続報です。この記事では、新型LF5タイプRの実車を見て感じたFK8タイプRからの変更点や改善点について紹介したいと思います。

サイドミラーの取り付け位置変更
サイドミラーの取り付け位置がFK8のサイドウィンドウ先端から、ドア上端に移動し、位置も下げられました。最近SUVなどを中心にこの位置にサイドミラーがある車種が増えていますが、私もTiguanがこの位置にあり馴染みがあるポジションです。この位置はミラー付け根部分の死角がなくなるので、ミラー越しに見渡す視界が見やすくなります。見た目はFK8の位置の方がカッコいいですが、駐車場での取り回しやタイトコーナーでは地味に役立つため、実用性の面ではLF5が優れているのではないかと思います。

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サイドミラー内の近接車輌接近警報
右斜め後ろ、左斜め後ろから接近する車輌を検知した際に、ミラーの一部が点滅して警告する「近接車輌接近警報」機能が装備されたようです。LF5には標準でフロントバンパーに4個、リヤバンパーに4個の近接センサーが見えますので、これらを使用して警告が出ると思われます。これも現在乗っているTiguanでも非常に便利に感じている機能ですので、今回の新規採用は大歓迎です。FK8同様にLF5もCピラー付近の視界は良いとは言えませんので、きっと多くの人が便利と感じると思います。

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前後バンパーのエアスリット(のように見える場所)
カモフラージュされたプロトタイプが走り廻っていた時から大変気になっていたのが、前後バンパーに設けられたエアスリットに見える場所が実際に貫通しているか否かです。ここは周囲がピアノブラックになっていて、奥が見え辛くどうなっているかわからなかったのですが、これは多くの人々の期待に反して「非貫通」という結果でした。ちなみにフロントのエアアウトレット状の部分は、ここで空気を整流することで「カナード」のような効果をフロントタイヤ周りに生むために設けられているそうです。ちなみにブレーキへの外気導入口は、フロントバンパー下部の三角形のエアインテークから行われます。ピアノブラックで見えにくいですが、左右に2ヶ所設けられています。

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フロントフェンダー後端のエアスリット
この部分はFK8タイプRでは上の2つしか穴が空いておらず、下の部分はスリット部分が樹脂で埋まっている状態だったため「実質ダミーだ」と揶揄されていた場所です。LF5タイプRでは5段あるスリットがきちんと全て穴が開いており、見た目だけではなく機能性もきちんと持っているようです。

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ホーンの音色
誠に残念ながら、他のホンダ車の例に漏れず「プー」という軽のような情けない音でした。純正オプションのユーロホーンへの交換は必須です苦笑。

テールゲートスポイラー(リヤウィング)
ステーはアルミダイキャスト製、スポイラー本体は樹脂製で、低頭のビスで固定してあり、角度調整などの可変機構はありません。ホンダアクセスのカーボン製ウィングはステーはそのままでウィングのみを交換するようです。ちなみにホンダアクセス製のウィングは高額なため、盗難防止用に別売りのロックナットまで用意されるとのことです。この仕組みがあれば、いずれ発売されるであろう無限製のスポイラーも、車体側の穴開けなどの加工なく取り付けができそうなのが良いですね。個人的には黒だけじゃなく、純正と同じ形状でボディ同色のものが別売りされていたりしたらもっと良かったのですが。でもよく考えれば、別途アフターで塗装してもらうのも簡単そうですね。

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ちなみにLF5の大型のバックドアはノーマルのシビックハッチバックと同じ樹脂製ですが、タイプR用に内部に補強が施されているらしいので、ステー付け根の取り付け強度についての不安はないそうです。続きは次のイベントレポート④でお届けしたいと思います。

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Tag:CIVICシビックタイプRFL5

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