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2023

純正アクセサリーの決定 いよいよ寄居工場でのラインオフ完了 CIVIC TYPE R シビック タイプR (FL5)

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2/23(木)の祝日、「今日でタイプRを予約してちょうど7ヶ月、正式オーダーが通って5ヶ月かあ」などと考えていた時に契約したホンダカーズの公式LINEから通知が届きました。それを見ると「印鑑証明と車庫証明に必要な保管場所使用承諾証明書のご用意をお願いします」という短いメッセージが入っていました。その頃、私と同じ9/22前後に正式オーダーが通った人達に、当初の予定より前倒しで納車日の案内が来始めているという話がSNS上で話題になっていたため、「いよいよ私も納車か!」と胸が高まりました。しかし、その後の担当者とのやり取りでも、なぜか納車日に関する話が出てきません…。今年初めに聞いた最新の生産予定日(ラインオフ日)は3/31で1ヶ月以上も先ですし、担当者の方から自発的に言ってこないということはおそらくまだ未定なのでしょう。納車時期の見込みについて尋ねたい気持ちはありましたが、がっついて質問するのも大人げない気がして、気持ちを抑えて質問せずにいました。書類の手配依頼も急に3月の年度内での登録が必要になったりした場合に備えて、すぐに手続きができるようにするための準備なのでしょう。それから数日後、書類の準備ができたため郵送しようかと思ったのですが、そろそろ純正アクセサリーの決定(追加と削除)とローンの契約のために注文書の更新が必要だったのを思い出し、久しぶりに店舗に足を運ぶことにしました。そして2月最後の週末、北に向かって高速を2時間ドライブして半年ぶりの店舗訪問です。

高速は塩カルで真っ白だったのでFK8で行かなくて良かったです
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書類の提出後、純正アクセサリーの追加と削除に関する打ち合わせを行いました。昨年7月時点で交わした注文書には結構な「てんこ盛り」状態でアクセサリーを追加していました。ところが、先行して納車された方々のレビューを拝見すると、アクセサリーの中には自分には不要と思えるものが結構出てきました。代表的とも言えるのが、インテリアのイルミネーションなどの照明類で、ドアハンドルやセンターコンソールのイルミネーション、ドアを開けた時に足元を照らすパターンプロジェクター、テールゲートに増設するLEDライトなどは、いずれもコストがかかる割に効果が微妙な感じでしたので一気に削ることにしました。FL5には標準で運転席足元に赤いイルミネーションが備わっており、それだけでも車内のイメージは結構いい雰囲気でしたので、イルミネーションはこれだけで十分だと思いました。もう一つ削除をお願いしたのが純正ドライブレコーダーです。新製品の3カメラ型ドライブレコーダーは通常の前後以外に、室内から前方を見たような視界で録画されるようになって、側面からの衝突時などに効果を発揮するのですが、「①純正ナビ(ディスプレイオーディオ)でドラレコの録画データの再生ができない」「②録画データのビューアーソフトがMacに対応していない」「③工賃込みで約10万円近くかかる」「④リヤカメラの配線が短冊状のコードレールを使ってリヤゲートの窓枠に沿うように露出して取り付けられるため見栄えが悪い」という点が気になっています。

話題になっている純正ナビの配線処理
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まず①についてですが、FK8をはじめとするホンダの旧車種でできたことができなくなっているのはとても残念です。この時点で積極的に純正ドラレコを選ぶメリットが、かなりスポイルされてしまっている気がします。②③④についてはの社外品のドラレコを使用することで一気に解決が可能なため、FL5にはFK8とS660で使い慣れたKENWOOD製(前後2カメラ型)ドライブレコーダーDRV-MR570を取り付けることにしました。この製品は実売価格が¥20,000前後と非常にリーズナブルですが、ソニー製の高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載するなど、スペックに関しても中々良いものを持っています。ビューアーソフトは私のメイン環境であるMacにも対応しているのもありがたいです。ドラレコの映像はしょっちゅう見るものではありませんが、いざという時にWindowsを引っ張り出してくるのも面倒ですからね。

KENWOOD ドライブレコーダーDRV-MR570
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純正ドラレコの配線処理が上記のような残念な状態になっている真の理由はわかりませんが、リヤゲートの骨格内にケーブルを通しにくい箇所があるため、取り付けの際の作業時間の短縮が目的なのではないかと個人的には思っています。ありがたいことに先行して納車されている皆さん達によって、リヤゲートのトリム内にケーブルを綺麗に隠蔽する方法が確立しており(「Cの字」型にゲート内を迂回して1周する形で取り回せば割と簡単に施工できるようです)、同じ取り付け方法が可能か販売店に確認した所、割増なしの約¥30,000で対応可能とのことでした。純正の半分のコストで収まる上、美観が向上するので非常に助かります。

<削除することにしたアクセサリー>
  • インナードアハンドルイルミネーション
  • センターコンソールイルミネーション
  • フットアンダーライト
  • パターンプロジェクター
  • テールゲートライト(増設用)
  • ドライブレコーダー(3カメラ)

一方、残すことにしたアクセサリーは以下の通りです。まず、ユーロホーンとサイドステップガーニッシュは個人的には必須のアイテムです。インテリアの赤い部分の割合が多過ぎるのもちょっとな…と思うのと、赤は汚れが目立ちやすいという点からできれば純正フロアマットの使用は避けたいと思っていました。本当はFK8用の無限製フロアマットのようなシンプルな黒無地が理想なのですが、無限からはFL5用の発売がまだありません(FL1用を流用することはできるようです)ので、ひとまず純正を使うことにします。ワイヤレス充電は「スマホを置く位置が少しでもずれると充電できない」「充電に時間がかかる」などの声が上がっているものの、新たに対応したワイヤレスCarPlayを試すためにも装着してみることにします。予約が一杯で、カーセキュリティを取り付けるのに年単位で待つ必要があるため、ホイールロックナットも付けることにしました。FL5のタイヤ&ホイールは効果ですし、デザインそのものの人気もあるため用心に越したことはありません。

<そのまま残すことにしたアクセサリー>
  • ユーロホーン
  • フロアマット
  • サイドステップガーニッシュ
  • ワイヤレス充電
  • ホイールロックナット
  • LEDランプ(トランク内照明の入れ替え用)

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そして新たに追加を依頼したのが以下のアクセサリー類です。

カーボン製テールゲートスポイラー/スポイラー用ロックボルト
インテリアのイルミネーション類を削除したことで浮いた予算がカーボン製テールゲートスポイラーと同価格くらいだったため、今回は思い切って付けてみることにしました。もちろん盗難防止用のロックボルトも一緒に頼みます。ちなみにスポイラー用のロックボルトは、FL5のナンバープレート用と同じもので、4本のロックボルトのうち短い方の17.5mm 2本のみを使用して取り付けるそうです。

*2023年3月上旬時点での納期は6ヶ月以上

旧タイプナンバープレートロックボルト(08P25-T4G-000E 17.5mm x4)
FL5用の「ナンバープレート用ロックボルト」は旧タイプに比べてボルトの頭部分が大きくなり、セキュリティ用の溝部分を覆う「H」マークのステッカープレートが付属するようになっています。ボルトの頭部分が大きくなり、以前より目立つようになったことが個人的にはどうにも気に入りません。そこで、ナンバープレートのロック用には、FK8などと同じステッカープレートがない旧タイプのものを付けることにしました。幸い旧製品のロックボルトも在庫が残っていました。FK8(F:25mm R:20mm)とFL5(F:17.5mm、R 20mm)ではロックボルトの長さが異なるため(いずれもライセンスフレームなしの場合の長さです)、今回は08P25-T4G-000E(17.5mm x4)を購入して取り付けることにします。リヤの長さが少し足りないようですが、おそらく問題ないでしょう。

FL1用レザーステアリング(EX用)
FL5はFK8後期と同様、アルカンターラ製ステアリングが標準です。アルカンターラは手触りの良さや、グローブ着用でのスポーツドライビング時には良いのですが、日常的な素手での使用を考えると、皮脂などの汚れの付着や耐久性への不安などの欠点もあります。(FK8では無限製のレザーステアリングに交換してこの点を解決しています)同じような課題を感じている方多いようで、先行して納車されている方の中には、FL1シビックEX(ブラックxレッド内装)用の赤ステッチのレザーステアリングと交換している方が結構いらっしゃるようです。厳密にはステッチの赤の色味が他の部分と異なるようですが、見た目も違和感がなく(元々北米仕様のFL5はレザーのステアリングとシフトブーツが標準のためそれに近いイメージです)、販売店に相談すると工賃込みで約¥47,000で交換できるという話ですのでお願いすることにしました。

FL1用ハイグレードスピーカー(KENWOOD製)
FL1には10チャンネル12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムが標準装備されていますが、FL5ではメーカーオプションですら選択することはできません。私はそこまでサウンドにこだわる方ではなく「ノーマルより少し良い音で音楽を聴きたい」くらいのニーズしかないので、ディーラーオプションとして用意される純正ハイグレードスピーカーでも十分満足なのですが、あいにくFL5用のアクセサリーとしては設定されていません。ある方がホンダのお客様相談室にFL1用のハイグレードスピーカーの取り付けが可能か問い合わせを行なったそうですが、その時は「アクティブサウンドコントロールの機能面への影響が出るためFL5には適合しない」との回答だったそうです。それを聞いて諦めていたのですが、すでに納車済みの方でDIYでハイグレードスピーカーの取り付けにチャレンジされた方がおり、その方のご報告では物理的には特に問題なく、ポン付で取り付けが可能とのことでした。また、同じ頃にホンダカーズ野崎の松本店長がハイグレードスピーカーの取り付けと、ノーマルとの音質比較の検証動画をアップされており、これが非常に参考になりました。結論としては「音楽をはじめとして音質は全体的に向上する」「+Rモードでの高回転時にアクティブサウンドコントロール作動時の音質に若干の影響が出る(エンジンサウンドの「鳴き」が聞こえにくくなる)」とのことでした。アクティブサウンドコントロールは+Rモードのみでしか作動しない、いわゆる擬似サウンド機能ですし、普段使いではCOMFORTとSPORTしか使用しないでしょうから、この点は特に問題ではありません。



KENWOOD DRV-MR570(前後2カメラ)と駐車監視電源ケーブル CA-DR100
社外ドラレコを選ぶに至った経緯は上述の通りです。純正だとフロントカメラは助手席側ですが、ドラレコ本体へのアクセスのしやすさと事故時の助手席エアバックによる吹き飛び防止の観点から 今回は運転席側に付ける予定です。リヤカメラは視野内にカーボン製テールゲートスポイラーが干渉して邪魔になりそうですが、FK8と同じガラス上部に取り付ける予定です。

FL5 ドラレコ1

注文書の更新も完了し、あとは生産日を待つだけです。その時に担当者から確認した生産予定日は年始に聞いた情報と変わらず3月31日でしたが、果たして実際の生産日はいつになるのか…。それから約1週間後の3月2日、待ちに待った連絡が担当者よりありました。車台番号(フレーム番号)が発番され、間もなく生産が始まりそうだとのこと。当初の予定より1ヶ月近く前倒しになったようです。そして待つこと数日、ホンダ公式の「四輪グレード検索サービス」を使って、車台番号をもとに生産状況を連日チェックしていたのですが、私に配車予定の車台番号のFL5が3月4日(土)にラインオフ(生産完了)していることがわかったのです。工場の皆さんが頑張って休日出勤してくれたおかげですね。この時点の車台番号は3,500番台ですが、有志の方の調査によると、2月は800台以上のFL5の生産があったそうですし、3月に入っても1日で80台以上生産している日があるなど生産は好調なようです。

生産完了

完成車検査を経て、埼玉の寄居工場から販売店までは数日で陸送できるでしょう。それから登録や新車架装センターでの純正アクセサリーの取り付け、販売店での納車整備やドラレコなどの社外アクセサリーの取り付けで2週間程度は必要でしょうか。まだ担当者からは納車日に関する連絡はありませんが、この様子なら3月末には納車されそうな気がします。FL5はTiguanとの入れ替え予定です。Tiguanは最近では珍しいボクシーな外観と、欧州車らしいがっしりした安定感のある乗り味で、家族とともに3年間慣れ親しんだ車だけに寂しいですが、そろそろ売却準備を始めないといけないですね。早く納車日が決まれば良いなあ。

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