今日ご紹介するのは1月1日に
TOURATECHから公開されたパニアフレーム(パニアステー)の取り付け方法を紹介するビデオです。
TOURATECH/GIVI/Hepcoなどの社外パニアの購入を検討中の方はパニアステーをどうやって固定しているのか気になるのではないかと思います。以前の私もそうでした。
今は各メーカーのHPにアクセスすればマニュアルをPDFでダウンロードできるので、構造や取り付け手順を事前に把握することができますが、私がGIVIのパニアステーPL1144CAMを取り付けた昨年3月時点ではWebにも情報がほとんどなく困り果てたものです。
TOURATECH/GIVI/Hepcoともにパニアステーの装着方法は似通っているので、DIYでパニアステーの取り付けができるかどうか不安な方はこのビデオを見れば判断ができると思います。このビデオで私が「いいな」と思ったのはガイド用型紙の存在です。
パニアステーの取り付けはそう難しくないのですが、唯一の難関がインナーフェンダーへ2cmの穴を2つ開けることです。
TOURATECHとHepcoには位置決めのガイドとなる型紙が付属していて、工具さえあれば簡単に穴開けを行うことができます。GIVIには型紙がなく、タンデムシート側から一度ドリルで下穴を開け、次にタイヤ側からリーマーで慎重に穴を拡張していくという手間が必要でした。羨ましいですね。
このビデオを見て気になったのは
TOURATECHもGIVIと同じ課題を抱えているという点です。上の写真の矢印の部分を見ると穴の周囲に隙間があるのがわかると思います。ここにハードなオフ走行をした際や、大雨の中で走行すると水や泥が侵入します。しかもこの隙間の先にあるエリアは一部しか開口しておらず、手入れが非常にしにくい構造になっています。(リヤ周辺を分解すればアクセスできます)かといって穴開けを小さめに行なってしまうと、振動や衝撃で穴の周辺が割れてしまいそうでそれも難しいですよね。あと、いつかパニアステーを取り外した時、後に残る穴はどうすればいいのでしょう。私も穴を開けてしまっているので将来が少し不安です。(苦笑)


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